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後期高齢者医療制度についてのQ&A

後期高齢者医療制度についてのQ&A

「後期高齢者医療広域連合」とは、どんな機構なのですか。

「広域連合」は後期高齢者医療の事務を行うために、都道府県ごとに区域内の全ての市区町村が加入して設立された地方公共団体で、 被保険者証の発行や保険料の決定、疾病や負傷等に関する保険給付を行います。
75歳以上の方は全員、被保険者として加入することになります。

医師国保に残れば、「広域連合」の被保険者にならなくていいのですか。

いいえ、それはできません。
被保険者としては強制的に全員が「広域連合」に移ることになります。
ただし、75歳以上でも希望により「被保険者でない組合員」として医師国保に残ることができます。

「被保険者でない組合員」とは、どんな性格のものですか。医師国保に残った場合、メリットはあるのですか。

「被保険者でない組合員」というのは保険給付も傷病手当等の任意給付も受けられない名目上の組合員です。保健事業も享受できません。
メリットとしては、75歳未満の家族・従業員が今までどおり医師国保の被保険者として給付を受けることができます。
特に、法人化している事業所は、医師国保に残る組合員(名目上の組合員または適用除外承認を受けている組合員)がいなくなると、その後の加入が出来なくなりますので、継続をお勧めします。

「被保険者でない組合員」として残りたい場合は、どうすればよいのですか。

「継続届」を提出すれば結構です。
75歳未満の家族・従業員は何も手続きしなくて結構です。

保険料(特別組合費)2,000円を払えば医師国保の給付が自分も受けられるのですか。

保険給付は「広域連合」が行いますので医師国保からは一切ありません。保険料の2,000円は事務費・通信費等に使います。Q3のA.を参照してください。

75歳未満で障害認定を受けていますが、「広域連合」に移行するのですか。

希望により、移行が可能です。
65歳以上75歳未満で広域連合から一定の障害があると認定を受けた場合は、認定日から広域連合に加入できます。

75歳になった日から、「広域連合」に移行するのですか。その場合、何か手続きが必要ですか。

はい、移行します。手続き等については、「広域連合」から案内がきますので、それに従ってください。

今回組合に残るために「継続届」を出した場合、後々撤回することができるのですか。

はい、いつでも、先生が希望したときにできます。

取敢えず「退会届」を出そうと思いますが、後々残留を希望した場合、戻れますか。

はい、戻ることができます。その場合は、国保組合にご相談ください。

広域連合に移行するに当たって、永年在籍者に何等かの配慮があってよいと思いますが、如何でしょうか。

広域連合に移行する際、「退会記念品」を贈呈させていただきます。

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